ネパールスパイスカレー店様

「売上はあるのに赤字」からの脱却。
キッチンカー、ECサイト、そして3店舗目へ。

【Before】賑わっているはずなのに、手元にお金が残らない不安

地元で愛されるネパールスパイスカレー店。客入りは悪くないのに、収支は赤字。原因は単価の低いメニューばかりが注文され、看板メニューや利益率の高い一品料理、お酒の魅力がお客様に伝わっていないことにありました。メニュー表は文字が並ぶだけで、店主のこだわりが「景色」として見えていなかったのです。

【Process 1】「選ぶ楽しさ」を作るメニュー改修

まず着手したのは、メニュー表の全面リニューアルです。

  • 視覚化: 文字だけだった誌面に、シズル感溢れる写真と、スパイスの特徴を伝える短い解説を添えました。
  • リズムの設計: おすすめ料理を大胆に配置し、お客様の視線が自然と「食べてほしい一皿」に止まるよう、メニュー内に強弱を作りました。
  • 「ついで買い」の誘発: 豊富なお酒メニューを独立させ、常連さんにも「次はこれを飲んでみよう」という新しい発見を提案。

キレイに整えるのではなく、オーナーの想いが伝わるメニューに

【Process 2】勝負のキッチンカー、80万円の衝撃

実際の制作物の一部

次なる一手は、大規模イベントへのキッチンカー出店でした。制作を依頼されたのは、車体に掲げるタペストリー。私たちは、単にメニューを大きく載せるだけでなく、「その場限りで終わらせない布石」を提案しました。店主が当初難色を示した「Instagramへの誘導QRコード」のデザイン組み込みです。

「今、目の前のお客様と繋がることが、未来の武器になります」

この助言が功を奏し、イベントは大ヒット。1日の売上が80万円を超えるという爆発的な成果を上げ、ついに赤字脱却という目標をクリアしました。

【Process 3】「高額」のイメージを覆すECサイト戦略

イベントで繋がった「遠方のお客様」に、どうやって自慢のカレーを届けるか。私たちはECサイトの構築を提案しました。「制作費が高いのでは?」と曇る店主の表情。そこで私たちは、正直にすべての選択肢を提示しました。

  • コストを抑える: BASEやWordPressの活用で、費用を20〜30万円に抑える現実的なプラン。
  • 誠実なリスク説明: セキュリティ対策の重要性、決済手数料の仕組み、Amazonや楽天との違い。

「その費用なら投資する価値がある」と店主は笑顔で快諾。今では、SNSで繋がったファンだけでなく、全国のカレー通が購入する人気サイトへと成長しました。

【After】止まらない挑戦、そして3店舗目へ

最初は「メニュー1枚」の相談から始まった関係。今では、本店・キッチンカー・ECサイトの3軸がフュージョンし、経営は安定。その意欲は留まることを知らず、現在3店舗目の出店計画が進行中です。
看板、チラシ、SNS運用……私たちは今も「お茶の間」で、次の景色を一緒に描き続けています。

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この記事を書いた人

kplusのアバター kplus 代表取締役
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