納棺師・独立開業プロジェクト

「悲しみ」を「大切な時間」へ。
夫婦で描く、新しいお別れのカタチ。

【Before】20年のキャリア、そして「家族のケア」への強い想い

20年以上、納棺師として最前線で働いてきた旦那様。「亡くなった方への処置(エンゼルケア・湯灌・お着替え・化粧)だけでなく、もっと遺されたご家族の心に寄り添いたい」という強い想いを持って独立を決意されました。葬儀が簡素化・多様化する中で、形式的な儀式よりも「故人を偲ぶ時間」をいかに作るか。そのために、病院や施設と連携し、生前からの準備を通じて家族の不安を和らげる仕組みを作りたい……。しかし、独立直後で予算は限られていました。

【Process 1】「重苦しさ」を「前向きな準備」に変えるチラシ

予算がない中で、最も効果的な営業ツールを絞り込みました。ターゲットは病院や老人ホームの入居者様とそのご家族です。

  • コンセプト: 死を忌み嫌うものではなく、「生前の準備が心のケアになる」というメッセージ。
  • デザイン: 重苦しさを排除した、シックで温かみのあるデザイン。
  • 訴求内容: 多様な葬儀の提案に加え、家族で取り組む「イラスト制作」「遺影・遺言の相談」など、前向きな終活をサポートすることを明記。 このチラシが、施設の方々がご家族へ手渡しやすい「安心の材料」となりました。

【Process 2】「職人の顔」が見えるホームページ構築

一般の方には馴染みの薄い「納棺師」という仕事。その専門性と旦那様の人柄を正しく伝えるため、ワードプレスを用いたサイトを提案しました。

トップページの一部
ホームページの一部
  • 可視化: 具体的な仕事内容、明快な料金体系、そして「生前からできる心のケア」について詳しく掲載。
  • 自走できる仕組み: 旦那様自らが日々の実績や想いを発信できるよう、更新しやすいシステムを導入。

「何を頼めるのか」が明確になったことで、ネット経由での信頼獲得に繋がりました。

【Process 3】ケープラス・ネットワークによる「フュージョン」

私たちの仕事はツールの制作だけでは終わりません。弊社の他のお客様との「ご縁」を繋ぐことで、新しいビジネスの種を蒔きました。

  • ペット霊園様との連携: 大切な家族であるペットのエンゼルケアへの取り組みを開始。
  • 老人ホームオーナー様への紹介: 施設内での勉強会や、入居者様へのサポート体制の構築を提案。

横の繋がりを活かすことで、広告費をかけずに「信頼の紹介ルート」を形にしていきました。

【After】奥様との合流へ向けた、確かな一歩

独立から間もないですが、仕事の依頼は順調に増え、理想としていた「家族に寄り添うお別れ」を実現されています。現在は旦那様お一人でのスタートですが、奥様が合流し、ご夫婦で手を取り合って活動される日はすぐそこまで来ています。

「予算がなくても、想いと仕組みがあれば景色は変えられる」。
それを体現するプロジェクトとなりました。

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この記事を書いた人

kplusのアバター kplus 代表取締役
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